バイオマスプラスチック樹脂原料の開発

当社は長年、バイオマス(植物由来成分配合)樹脂原料を研究開発し、主に木質樹脂やトウモロコシの澱粉などをポリエチレンやポリプロピレンその他の樹脂と化合させたバイオマスプラスチック樹脂原料の開発に至ります。
またトウモロコシの澱粉については最大65%の配合が可能となり、主成分が50%以上のバイオマス製品を作り出すことができます。

非生分解性プラスチック樹脂原料

ペレット形状のバイオマス樹脂原料

トウモロコシ澱粉50%のバイオマス樹脂原料

トウモロコシ澱粉を配合したバイオマス(植物由来成分)配合原料は、トウモロコシの澱粉とポリエチレンもしくはポリプロピレン等を架橋剤として組み合わせた非生分解性プラスチックの原材料となります。主原材料となるトウモロコシの澱粉については、食用トウモロコシを使用するのではなく、価格高騰の影響化が少ない工業用トウモロコシ(デントコーン)を使用しております。当商品が他のバイオマスプラスチック製品に比べて優位な点は、

・主原材料(澱粉)が生分解性であるため、添加量に相当するCO2の削減が図れます。
・主原材料が澱粉であることからトウモロコシに限らず芋等から得られる澱粉でも製造が可能。

生分解性プラスチック樹脂原料

ペレット形状の生分解性樹脂原料

トウモロコシ澱粉40%の生分解性樹脂原料

生分解とは、単にプラスチックがバラバラになることではなく、微生物の働きにより、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質をいいます。
当社ではトウモロコシの澱粉を使った生分解性樹脂原料に成功しています。

木質バイオマス樹脂原料の研究開発

本技術は固形物である樹を当社が持つ触媒技術で液状化させ様々な商用利用が期待できる木質バイオマス樹脂に変換する技術です。

木質バイオマス液化樹脂

木質液化樹脂原料

木質固形物を液状化させることにより、木質系接着剤や弾性の緩衝材、そして木質液体燃料といった利用が可能となります。
用途の具体例としては以下の通りです。
① 木質チップや板材などの固形化接着剤(屋内外での利用が可能)
② 形状記憶発砲緩衝材(発泡ウレタンと同様の機能)
③ 液体燃料(C重油相当)

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